Windows ストアアプリ “MeteorLine” 0.1.0 のソースコードを公開しました
2012 年の年末にリリースした MeteorLine (Windows ストアアプリ) の最初のバージョン *1 のソースコードを GitHub で公開しました。 使用言語は JavaScript (HTML, CSS) です。
ちなみにオープンソースソフトウェアなライセンスのもとで公開しているわけではなく、公開したソースコードを用いたアプリを公開するなどのことは許可していません。 よろしくお願いします。 あくまで Windows ストアアプリ開発者同士のノウハウ等の共有を目的にしたものです。
MeteorLine ってどんなアプリ?
タイムライン形式でいろんな web サービスその他の情報を並べて表示できるアプリです。 2013 年 1 月 20 日時点の最新のリリースバージョンである 0.2.0.0 では Twitter の Home timeline の表示にのみ対応しています。 詳しくは Windows ストアのページをご覧ください:
バージョン 0.1.0 のソースコードの見どころ
わりと初心者向けな内容になっている
もともと勉強会で使おうかというつもりで開発を始めたものなので、シンプルな機能に絞っています。
- Twitter のユーザー認証を行う (OAuth User Credentials *2 の取得)
- Twitter の Home Timeline を User Stream API を使用して表示
- プライバシーポリシーを設定ポップアップを使って表示
それなりにちゃんとバージョン管理してる
GitHub のネットワーク図 を見てもらえればわかると思いますが、公開するバージョンのソースコードをまるごとぺろっとコミットしたわけじゃなくて、バージョン管理したものを公開しているので、どういう流れで開発を進めたのかわかりやすいと思います。 機能単位でマージコミットを作っているので、その点でも開発の流れを追いやすくなっているはずです。
実装面では以下のような内容が含まれている
IE 10 の XHR 独自拡張のことを除けば、Windows ストアアプリを JS で開発する際に最低限必要となる基礎的な内容が詰まったリポジトリになってるんじゃないかなーと思います。
- WinJS ライブラリの基本的な使用方法
- WinJS.Class とか WinJS.Namespace とか
- WinJS.UI.PageControl を独自コントロール (カスタムコントロール) として使用する
- WinJS.UI.SettingsFlyout を使って設定ポップアップを実装する
- IE 10 における XMLHttpRequest (XHR) の独自拡張を使って Twitter の Streaming API を使う
ここら辺の話は 2013 年 1 月 24 日開催の Kyoto.js #4 という JavaScript の勉強会で軽く話そうと思っていますので、京都近辺の方で興味のある方はお越しください。