ひだまりソケットは壊れない

ソフトウェア開発に関する話を書きます。 最近は主に Android アプリ、Windows アプリ (UWP アプリ)、Java 関係です。

まじめなことを書くつもりでやっています。 適当なことは 「一角獣は夜に啼く」 に書いています。

読んだ: Android Pattern Cookbook マーケットで埋もれないための差別化戦略 / あんざいゆき 著

読みました。

Android Pattern Cookbook マーケットで埋もれないための差別化戦略

Android Pattern Cookbook マーケットで埋もれないための差別化戦略

あんざいゆき Cookbook シリーズ待望の第三弾、フルカラーでさらに見やすく分かりやすくなりました。 本書では、Android 4.4 (KitKat) 時点でのデザインガイドラインを踏まえ、アプリの UI を設計するうえでどのような選択肢があり、どうやって実装すればよいのかを解説していきます。 また、デザインガイドラインに沿いつつも、他との差別化のためにブランディングが重要になってきます。 実際のアプリを例にあげながら、ブランディング手法についても紹介します。

Impress Japan: Android Pattern Cookbook マーケットで埋もれないための差別化戦略

ということで、最新の Android アプリの標準的なアプリの UI パターンの紹介と実装方法の説明 *1 などが書かれています。 Google Play ストアで公開されている実際のアプリが例に挙げられており、図も豊富に使われているので、非常にわかりやすかったです。 実装方法の説明もあるのでその点はプログラマ向けですが、Android アプリの UI/UX を考える人ならプログラマ以外でも読めば参考になると思います。

本書で紹介されている UI のパターンがどのようなものかは、次のスライドを見るとわかりやすいかと思います。

本書を読んだあとは、Android Developers の Design の部 も読んでいきたいところです。

Kindle 版もあります。

*1:すべての UI パターンについて実装方法が書かれているわけではないです。