ひだまりソケットは壊れない

ソフトウェア開発に関する話を書きます。 最近は主に Android アプリ、Windows アプリ (UWP アプリ)、Java 関係です。

まじめなことを書くつもりでやっています。 適当なことは 「一角獣は夜に啼く」 に書いています。

ThreeTenABP と ThreeTenBP の関係について (Android における JSR-310 バックポート)

「ThreeTenABP って Android フレームワークに依存するけど、ドメインレイヤとかで Android 依存を排除したい場合どうするのがいいんですかね」 という相談を受けて、ThreeTenABP 周りを調べたのでメモ。

ThreeTenABP って何?

JSR 310 Date and Time API 周りの話

ThreeTenABP が存在する意味は?

  • ThreeTen Backport (threetenbp) があるならそれでいいのでは? → ThreeTen Backport はタイムゾーン周りの情報を JAR から読み込むという仕組みになっており、Android では非効率。

というわけで

ThreeTenABP を使いたいけど Android フレームワークに依存させたくないというモジュールでは、ThreeTen Backport に依存させて、テストを書く際にタイムゾーン情報の扱いだけなんとかする、みたいなことをすれば良さそう。

タイムゾーン情報周りを厳密にテストしなくていいなら、compileOnly "org.threeten:threetenbp:${threetenbp_version}"testCompile "org.threeten:threetenbp:${threetenbp_version}" を依存に追加しちゃうのが手軽でいい気がする。 (バージョン周りはよしなに。 これでうまくいくだろうと思って書いてるけど特に何も確認はしてない。)

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